「屋根ってあまり外から見えるものではないし、屋根塗装しなくてもいいや」
このようにお考えの方は多くいらっしゃいます。
塗装と聞くと見た目を良くするためというイメージを持たれてしまいがちですが、実際は屋根の保護や機能性の付加という役割もあります。
そこで今回は、屋根塗装の目的や理由について紹介します。
□屋根塗装の役割とは
ここでは屋根塗装の役割を紹介します。
なぜ屋根塗装をするのかという目的を理解していだければ幸いです。
1つ目の役割は、美観性の向上です。
塗装をすることで色やツヤを新築の時のような状態にまで回復させられます。
経年劣化によって色が褪せてしまっている場合は、元の色に戻したり、新しい色に変えたりできますよ。
2つ目は、屋根の保護です。
日本瓦以外のスレートや金属屋根、セメント瓦などはどれも紫外線や雨風による耐性が強くありません。
塗装によって保護をしてあげないと、屋根材が直接ダメージを受けることになるでしょう。
塗装をすることで外的要因から屋根を保護しましょう。
3つ目は、機能性の付加です。
塗装に使われる塗料には、さまざまな機能があります。
具体的には、遮熱や断熱、防カビ、防汚、弾性などが挙げられます。
遮熱機能があるものは太陽からの熱を反射してくれるので、屋根の表面温度を低下させ、熱による屋根の劣化を抑えられます。
付加させたい機能に合わせて塗料を選んでみてください。
□劣化状況と塗装時期の目安を紹介
ここからは屋根の劣化状況から塗装時期の目安を紹介します。
・色あせ
塗料の顔料が流れ出ている状態です。
この時期に塗装をすると、屋根の劣化を最小限に食い止められるでしょう。
・カビやコケの発生
塗料の保護機能が低下し、屋根が水分を含むようになっています。
できる限り早めの塗り替えが必要です。
・屋根が反っている
こちらも屋根が水分を含むようになったことで反りが発生しています。
強い反りの場合は屋根材を変える必要があるかもしれません。
業者の方へ相談しましょう。
・ヒビや割れの発生
飛来物が原因であれば補修をしたのちに塗り替えをしましょう。
劣化が原因であれば、屋根の状況を診てもらって適切な対処が必要です。
・塗装が剥がれている
劣化によって塗装が剥がれているのであれば、屋根材が剥き出しになっています。
早急に塗り替えることをおすすめします。
□まとめ
今回は、屋根塗装の目的や理由について紹介しました。
屋根塗装には見た目を良くする以外にも、屋根を保護したり、機能性を付加したりする目的があることをお分かりいただけたでしょうか。
屋根塗装を検討中の方は是非当社までお問合せください。