漆喰外壁の10年後の姿とは?正しいメンテナンス方法についても解説!

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自然素材の力を持った漆喰を外壁に用いることで、様々なメリットがあります。
歴史的な建造物にも多く使用されてきた漆喰は、外壁材としてとても優れているものですが、メンテナンスを怠ると綺麗な状態を保てません。
10年後も綺麗な外壁を守るためにも、今回は漆喰外壁のメリットやメンテナンス方法について解説します。

外壁塗装

□漆喰外壁のメリットとは

以下では、漆喰外壁のメリットについて3つご紹介します。

1つ目は、耐用年数が長いことです。
漆喰は、待機中の二酸化炭素を吸収し、固くなる性質を持っています。
そして、年月とともに硬化は進んでいき、その分耐久性も向上していきます。
この性質から、漆喰の耐用年数は100年以上にもなると言われているのです。

2つ目は、高級感があることです。
白くて美しい見た目をしている漆喰外壁は、建物を高級感のある仕上がりにしてくれます。
塗り方のパターンを変えたり、色を加えたりすることも可能なので、オリジナリティあふれる外壁にできます。

3つ目は、有害物質を吸着することです。
漆喰外壁は、表面が多孔質な構造になっているので、空気中に潜む様々な物質を吸着してくれます。
シックハウス症候群の原因物質や、空気中のウイルスなどの有害な物質を除去し、高い殺菌作用によってウイルスを死滅させる役割も持ちます。
また、カビにも効果的に働くので、綺麗な状態を維持することに貢献してくれます。

□10年後も綺麗な漆喰外壁を目指して

耐用年数が長いことはご紹介しましたが、メンテナンスを怠ると綺麗な外壁は徐々に汚れていき、最悪の場合塗り替える必要性が出てくることもあります。
100年以上の耐用年数を持ち合わせた漆喰外壁も、10年後には悲惨な姿になっている可能性もあるということです。
10年後も綺麗な漆喰外壁を目指して、ここからは症状別に正しいメンテナンス方法を解説していきます。

まず、軽い汚れの場合です。
まだそれほど汚れていない場合は、消しゴムやスポンジを使用して、水洗いすれば対応できることが多いです。
汚れがしつこい場合は、メラミンスポンジを使用することをオススメします。

次に、カビやコケの場合です。
カビやコケは自然と生えてくるものですが、塩素系漂白剤を薄め、布を使って拭取ってみると良いです。
ここでは、漂白剤を長時間その箇所につけておかないことや、酸性の洗剤を使って洗ったり拭取ったりしないことを押さえておきましょう。

最後に、傷やひび割れです。
多少の傷やひび割れであれば、部分補修で対応可能な場合が多いです。
ホームセンターに漆喰補修キットが売られていますが、施工時に使った漆喰と異なるメーカーのキットを使う場合、その部分だけ目立ってしまうことがあります。
そのため、施工時に使ったメーカーの漆喰がないかを、購入する前に調べることをオススメします。

□まとめ

今回は、漆喰外壁のメリットやメンテナンス方法について解説しました。
10年後も綺麗なままで保つためにも、正しいメンテナンスを行いましょう。
また、傷がひどい場合や剥がれている場合は、職人に依頼することをオススメします。
当社では、現場経験豊富なスタッフが施工するので、安心してお任せください。

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