屋根は経年劣化によって、色あせや雨漏りなどの症状が徐々に現れてきます。
塗装は屋根を守る役割があり、経年劣化により低下した保護機能を復活させるためにも、最適な時期に再度塗装する必要があります。
そこで今回は、屋根塗装をする時期や最適な季節についてご紹介します。
□屋根塗装をする時期について
屋根塗装を行うにあたり、現在使用している屋根の材質を種類ごとに把握することが重要です。
種類ごとに把握した上で、塗り替え目安やメンテナンスの時期について考えていきましょう。
ここからは、主に使用されている材質について6つご紹介します。
1つ目は「トタン屋根」です。
寿命は10〜20年で、塗り替えは5〜10年、メンテナンスは10〜15年を目安に行うと良いでしょう。
2つ目は「ガルバリウム」です。
寿命は20〜50年と幅広く、塗り替えは5〜10年、メンテナンスは15〜30年を目安に行うと良いでしょう。
3つ目は「スレート屋根」です。
寿命は15〜30年で、塗り替え・メンテナンスともに5〜10年を目安に行うと良いでしょう。
4つ目は「アスファルトシングル」です。
寿命は20〜30年で、塗り替えは10年、メンテナンスは10〜30年を目安に行うと良いでしょう。
5つ目は「セメント瓦」です。
寿命は30〜40年と比較的長いですが、塗り替え・メンテナンスともに5〜10年を目安に行うと良いでしょう。
6つ目は「日本瓦」です。
寿命は50〜100年と最も長く、塗り替える必要はありませんが、メンテナンスは20〜30年を目安に行うと良いでしょう。
□屋根塗装の最適な時期について
どの季節でも屋根塗装をすること自体は可能ですが、「春」と「秋」は人気の高い季節です。
塗装を行う条件として、ほとんどの塗料メーカーは「湿度85パーセント未満、気温5度以上の環境であること」という規定をパンフレットやサイト上で記載しています。
上記の条件さえ満たしていれば、1年を通して塗装は可能です。
その中でも、特に春と秋は気候が安定しているため、上記の条件を満たしやすいことが人気の高い理由だと言えるでしょう。
しかし、人気の高さゆえに塗装の繁忙期のために、希望通りの工事日に塗装できない場合があることには注意が必要です。
□まとめ
今回は、屋根塗装をする時期や最適な季節についてご紹介しました。
適切なタイミングで塗り替え・メンテナンスを行い、トラブルに発展しないように注意しましょう。
当社では、豊富な現場経験でお客様のご予算に応じた、最適なご提案をいたします。
屋根塗装をお考えの方は、お気軽に当社までご相談ください。
