サイディングの反りは危険?補修方法についてもご紹介!

お役立ち情報

「外壁に反りが見られる」
「外壁の一部が浮いている」
「外壁が劣化して隙間ができている」
このような方も多いのではないでしょうか。
実は、外壁に反りや浮きがある場合、早急に補修工事をする必要があります。
今回は外壁のサイディングに反りや浮きがみられる場合の対処法についてご紹介します。

□サイディングに反りが出るのは緊急事態!

外壁素材のサイディングが反っている時はサイディングが水を吸い込みやすくなっているサインです。
サイディングの反りを見つけた場合は雨漏りや木材の腐食に繋がるので、早急に塗装会社に相談してください。
サイディングの反りを放置してはいけない理由は以下の3つです。

1.反りは戻せない

サイディングボードはセメントを固めて作っているのでとても硬度が高いです。
そのため、一度反ってしまうとそこからどんなに力を加えても完全に元には戻りません。
これ以上反らないように一刻も早く補修工事をする必要があるのです。

サイディングが補修できない程に反ってしまった場合は部分張り替え工事をしなければなりません。

しかし、経年劣化により反ったサイディングは既に生産が終了している場合がほとんどです。

しかし、経年劣化により反ったサイディングと同じデザインはもう生産されていないことがほとんどです。
サイディングは次々と新しいデザインが売り出されるため、昔のデザインを見つけることは難しいです。

似たようなデザインのサイディングを選んだとしても完全に同じ見た目ではないので、補修部分だけが目立ってしまいます。
せっかくお金をかけて補修しても外壁の統一感が失われるのです。

2.隙間から水が入る

外壁に少しでも反りや浮きがあるとその隙間から雨水が入り込みます。
そこから内部の腐食が始まったり、雨漏りしたりして建物自体の強度が下がります。

3.側面や裏面で水を吸う

サイディングの表面は新築の時に水を吸い込まないように塗装されていますが、側面や裏面には塗装されていません。
そのため、側面や裏面には撥水効果がなく、さらに反りが強まったり、ひび割れたりしてしまいます。

□サイディングに反りが出た場合の対処法とは?

*ビスやクギで固定

サイディングを手で押して反りや浮きが収まる程度であればビスやクギで固定するだけの補修で済みます。
その場合の費用相場は1~2万円程度です。

しかし、サイディングを固定するだけではサイディングの間に隙間があるため、内部に雨水が侵入してしまいます。
そのため、水を吸わないようにコーキング詰めなおしや表面の塗装をあわせて行うことをおすすめします。

*部分張り替え

ビスやクギで反りが収まらない場合は外壁の劣化がみられるサイディングの一部を交換します。
その場合の費用相場はサイディングボード1枚につき5~10万円程度です。

工事の際は他の場所に劣化が見られないか点検も実施しましょう。
もし、反りや浮きが発生しそうな箇所が見つかればはやめの対処ができます。

*全面張り替え

築30年以上経っている住宅や部分張り替えで統一感がなくなることを避けたい場合は全面張り替えが最適です。
全面張り替え工事の費用相場は足場代を含めると200~250万円程度です。

全面張り替え工事の際は将来的なメンテナンスに困らない外壁素材や塗料を選ぶようにしましょう。

□まとめ

サイディングの反りは修復不可能なため、放置しているとさらに雨漏りや内部の腐食が発生してしまいます。
サイディングに反りや浮きが軽度の時は1~2万円程度で補修工事ができますが、重度になってしまうと費用が200~250万円ほど必要です。
サイディングの劣化を放置すると雨漏りや腐食の補修工事をしなければいけなくなるので、工事費用はさらに高額になります。
鹿児島市周辺でサイディングの反りや浮きが気になる方は当社にお任せください。

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