雨漏りにはどう対処すべき?すぐに対処できる吸水シートの使い方をご紹介

お役立ち情報
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雨漏りをそのまま放置しておくと被害は拡大し、床や壁の劣化を早めたり、漏電したりする危険性が出てきます。
そのため、できるだけ早く修理依頼を出すべきですが、修理が完了するまでの期間は応急処置をしておくことをオススメします。
今回は、雨漏りに対する応急処置としてオススメな「吸水シート」についてご紹介します。

□雨漏りに効果的な吸水シートの特徴

吸水シートとは、普通の布のような見た目をしていますが、大量の水を吸収してくれるシートのことを言います。
ホームセンターやネット通販などで購入でき、1セット(8〜12枚入り)で1,000〜1,500円程度で販売されている場合が多いです。

製品によって当然違いはありますが、400gほどの吸水シート1枚で最大10L、つまり500mlのペットボトル20本分の水を5〜10分程度で吸水してくれる効果があります。
また、1度使用した吸水シートは、3週間ほど天日干しをして自然乾燥させれば、元のシート状に戻り再利用可能です。
そのため、材質が劣化しない限りは、繰り返し何度でも使用できます。

雨漏りの応急処置として便利ですが、シートはカットして使わないようにしましょう。
敷きたい場所が狭いため、切って使いたい場合もあるかもしれませんが、中の吸水剤が傷つき、切った部分から水がこぼれてくる可能性があります。
そのため、「切って使える」と記載されているもの以外は、そのまま使うようにしましょう。

□吸水シートの使い方

*天井からの雨漏り

天井から雨漏りが発生している場合、その下にバケツを置いて応急処置を行うことが多いでしょう。
そのバケツの中に吸水シートを敷いておくと、水を吸い取ってくれ、跳ね返りによって床や壁が濡れる心配がなくなります。
また、何度もバケツの水を捨てる手間もなくなるので、効果的な使い方だと言えるでしょう。

*サッシや窓枠からの雨漏り

サッシや窓枠から雨漏りが発生している場合は、レールや隙間に敷き詰める形で吸水シートを置きましょう。
この際、カーテンは濡らさないようにどけておくのがポイントで、ゴミや汚れなどを設置前に取り除いておくと、より効果的に吸水してくれるでしょう。

*屋根裏の雨漏り

屋根裏に入れる場合は、天井から雨漏りが発生する前に応急処置するのがベストです。
屋根裏で雨漏りが起きているのであれば、吸水シートをそのまま床に置くだけで吸水効果を発揮してくれるでしょう。

□まとめ

吸水シートは、大量の水を吸い取ってくれる便利なもので、さまざまな場所に使用可能です。
しかし、あくまで応急処置としての雨漏り対策なので、長時間放置するのは控えましょう。
建物への被害だけでなく、人体へ悪影響を及ぼす可能性もあるので、できるだけ早く専門会社に修理依頼することをオススメします。
当社では、住宅の状況をしっかりと見極めた上で、最適な工法をご提案させていただくので、お困りの際はお気軽にご相談ください。

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