コーキングの寿命とは?見た目から寿命を見る方法を紹介!

お役立ち情報
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家のコーキング材を見てみると、何か亀裂が入ってしまっていたり、劣化したりしているなと感じることはありませんか。
この屋根材は実は寿命があまり長くなく、寿命が来たらできるだけ速く取り替えをしなくては雨水の侵入を許してしまいます。
そこで今回は、コーキング材の寿命の短さの理由や、寿命のサインについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□コーキングの寿命は短い?なぜなのか解説します!

コーキング材が短命である最大の理由は、紫外線と目地の動きです。
この屋根材はもともと素材を保護するために添加剤が入っていますが、その添加剤は紫外線や目地の動きによって簡単に外に流れてしまい、素材を保護できなくなるのです。

また、特に目地のサイズが小さすぎると、コーキングの圧縮が大きくなってしまってゴムの弾性を保つ役割を持っている可塑剤が外部に流れやすくなってしまいます。
添加剤も可塑剤も失ったものは亀裂が入りやすくなってしまったり、劣化しやすくなったりしてしまうので、簡単に寿命を迎えてしまうのです。

また、コーキングの持っている可塑性は、日々の気温変化による膨張や伸縮によってどんどん失われていきます。
つまり、可塑剤の性能そのものがなくなってしまうことによっても寿命を迎えてしまいます。

□寿命を迎えたサインとは?

コーキング材が寿命を迎えてしまっているサインとしては、肉やせ現象が起きてしまうということです。
これは、弾力を持たせるための成分が外に溶け出してしまって、本来の厚みよりも随分と薄くなってしまった状態のことを指します。
そして、可塑性がなくなるとその隙間をみっちりと埋める機能を失ってしまい、縮んだままで隙間が空いてしまっている状態ができますが、それがこの肉痩せになっています。

これは寿命が切れそうになる最初のサインとなりますので、この症状が見られた場合は将来的に対処が必要であることを示しています。
今すぐに対処が必要ではありませんが、定期的にコーキングが取れてしまわないかを確認するようにしましょう。

寿命を迎えると後々大きな被害を及ぼすこともあるので、問題が発生する前に対処するようにしてください。

□まとめ

今回は、コーキング材が短命である理由や、寿命のサインを見つける方法について紹介しました。
コーキング材は寿命が来るとうまく隙間を埋められなくなって肉やせ現象を起こしてしまいます。
そのため、定期的にチェックして、取り替えるサインを見逃さないようにしましょう。

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