外壁塗料の中に断熱塗料というものがあります。
似たようなものに遮熱塗料というものがありますが、それぞれの違いがよく分からずどちらの塗料にすれば良いか迷っているという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁塗装で断熱塗料を使用するメリットと遮熱塗料との違いについて解説します。
□外壁塗装で断熱塗料を使用するメリットを紹介！
メリットの一つ目は、一年を通して室内の温度を快適に保てることです。
断熱塗料にはその名の通り、断熱効果があります。
断熱塗料を使用することで夏は外の暑さを室内に伝えにくく、室内の温度上昇を抑えられます。
また、室内の熱を外に伝えにくいという効果もあるため、冬は暖房で部屋を暖めた後、その暖かい空気が室外に逃げにくく、室内を暖かい温度に維持できます。
メリットの二つ目は、電気代の節約につながることです。
断熱塗料は一年中室内の温度を適切に保ってくれるため、一般的な住宅に比べて夏も冬もエアコンが効きやすいです。
そのため、エアコンの使用頻度を通常より減らせて、節電できます。
メリットの三つ目は、遮音効果があることです。
断熱塗料は一般の塗料に比べて表面が厚くなっているため、音の振動を小さくできます。
したがって、屋外車や電車の音、雨や雷の音などが室内に聞こえづらくなります。
また、室内の話し声などの音漏れも防げます。
メリットの四つ目は、結露ができにくくなることです。
結露は室内と室外の温度差によって発生します。
したがって、断熱塗料を塗った外壁は室内との温度差が小さくなり、結果的に結露ができにくくなります。
□遮熱塗料との違いって？
遮熱塗料は光を反射して熱の発生を抑える塗料のことで、室内の温度上昇を抑える効果があります。
断熱塗料にも室内の温度上昇を抑える効果があるのですが、遮熱塗料と断熱塗料の最も大きな違いは冬の寒さも補えるかどうかです。
遮熱塗料は室外の熱の侵入を抑える効果のみしかありませんが、断熱塗料は遮熱塗料の効果と室外の侵入を防ぐ効果に加え、室内の熱を逃げにくくするという効果も存在します。
□まとめ
遮熱塗料は室外の熱を室内に侵入しづらくする効果しかありませんが、断熱塗料はその効果に加えて室内の熱を外に逃げにくくするという効果もあります。
当社では、それぞれの建物に合わせて塗料の機能性を考慮しつつ、最適なものをお選びいたします。
鹿児島市周辺で塗装にお迷いの方は、ぜひ当社にご相談ください。
