塗装工事における養生とは、塗料が付着してはいけない箇所をカバーするなどの措置を行う作業です。
また、塗装を施さない場所や見切り線の仕上がりをきれいに保つためにも行われます。
ただし、この説明を聞いただけではわかりにくいと思うので今回は外壁塗装で窓の養生について紹介します。
□窓の養生の目的って？
養生は保護を目的として行われます。
建物を塗料の飛散から守り、自宅や近隣を塗料や洗浄水の汚れから保護するために適した方法が取られます。
足場が設置された時には、メッシュシートで囲まれ、塗装しない玄関タイルや庭木を汚れから守るための措置がされます。
これにより、工事の汚れや飛び散りから建物や周囲の環境を最大限に保護することが主な目的です。
汚れを防ぐ保護だけでなく、高品質な塗装に向けた美しい見た目や仕上がりを追求することも目的です。
色の境目にテープを貼り、まっすぐなラインをより鮮明に表現するなど、見た目をさらに向上させるための養生が行われます。
これにより、塗装の品質を高め、美しい仕上がりを実現することが目指されています。
窓サッシに適切な養生をすることで、塗装作業を窓の近くまで丁寧に行えるため、はみ出しを防ぎ、美しい仕上がりを実現できます。
□窓の外壁塗装で養生の期間はどのくらい？
外壁塗装工事は通常約10日程度の期間を要します。屋根の塗装と同時に行う場合は、約14日かかります。
1日目に足場組立て、2日目に高圧洗浄機で洗浄（養生スタート）、3日目に養生とコーキング修正、4日目に下塗り、5～7日目に中塗り・上塗り、8～10日目に付帯塗装などの仕上げというような工程になっています。
窓の養生は高圧洗浄機での洗浄から始まっていきます。
高圧洗浄機の水は非常に高圧で飛び散るため、窓をしっかりと養生して開けないようにしましょう。
高圧洗浄は通常1日で終わり、その後全体の養生作業に移り、その後は基本的に塗装が終わるまで養生が継続されます。
工事中は、5日～7日間は養生が続くことを考慮しておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は外壁塗装で窓の養生には2つの目的があり、養生は1週間程度続くということを紹介しました。
当社では鹿児島市周辺で、建築塗装という業務を通じ、お客様の住まいを守っております。
また、お悩みやご希望を細かくお伺いし、ご納得いただけるイメージ通りの施工ができるよう心掛け、施工後のアフターフォローも大切にしておりますのでお気軽にご相談ください。
