外壁からの雨漏りの原因とは?外壁からの雨漏りには特徴があります!

お役立ち情報
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「最近、部屋が湿っぽい」
「雨漏りの原因が分からない」
このような場合は屋根からの雨漏りではなく、外壁からの雨漏りであることがあります。
実は、雨漏りの原因の半数は外壁の問題が原因で発生しています。
今回は、外壁の雨漏りの原因とその特徴についてご紹介します。

□外壁の雨漏りの原因とは?

雨漏りの原因は主に2つに分けられます。

まず、家を建ててから10年以内の住宅の雨漏りは設計上のミスや施工不良が原因であることがほとんどです。
そして、築10年以上の住宅の雨漏りは外壁や防水材の劣化によって発生しやすいです。

そもそも雨漏りとは最後の砦である止水ラインを越えてしまうと発生するものです。
この最終止水ラインには2種類あります。

1.防水シート

窯業系・金属サイディングやモルタル通気工法の場合、最終止水ラインは防水シートです。
この防水シートが破れて雨漏りが発生している時は外壁をはがして防水シートを貼りなおします。

サイディングの外壁は外側からサイディング、空間、金物・胴縁の順番で構成されています。
サイディングに問題があっても雨漏りはしませんが、防水シートを越えてしまうと雨漏りが発生する仕組みなのです。

防水シートが大切な役割を担っているため、この種類の雨漏りはサイディングの内側の防水シートを修理することで解決できます。

2.外壁の表面

外壁にモルタルが直貼りされているものとALC外壁は外壁表面に隙間があると雨漏りが発生します。
この場合は外壁自体の割れや隙間、シーリング材の劣化部分を修理することで解決できます。

モルタル外壁の中にも防水シートは設置されているのですが、モルタルを支えるためのラス網が防水シートの上から大量のホッチキスで下地に固定されているのでその穴から雨水が入り込んでしまいます。

外壁表面の割れやシーリングの劣化部分をシーリングや弾性塗料を用いて修繕します。

□外壁で発生する雨漏りの特徴とは?

外壁で発生する雨漏りには屋根から発生する雨漏りと異なり、症状が現れるまでに時間がかかります。
外壁からの雨漏りは水平方向に雨水が侵入してくるので、台風や暴風雨の時の雨水が時間をかけて室内の雨漏りを引き起こします。

そのため、外壁が原因の雨漏りの場合は室内で雨漏りを見つけた時には既にかなり症状が進行しています。
腐食が重症化していることも考えられるのではやめの点検をおすすめします。

□まとめ

外壁からの雨漏りの原因として防水シートを越えて雨水が侵入している場合と外壁の表面から直に雨水が侵入している場合が挙げられます。

外壁で発生する雨漏りは「晴れているのに部屋が湿っぽい」「部屋のかび臭さが取れない」「シロアリや羽アリが出るようになった」「台風や暴風雨の時だけ雨漏りする」という特徴があります。
外壁原因の雨漏りは発見時に既に重症化していることがあるのではやめにメンテナンスを行ってください。
鹿児島市周辺で雨漏りにお困りの方は当社にお任せください。

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