遮熱塗料を用いて塗装するとどのような効果が得られるのか紹介します!

お役立ち情報

遮熱塗料は、太陽光を反射し室内の温度上昇を防ぐ塗料です。
遮熱塗装を検討していても、この基本的な機能以外の詳しい特徴についてはあまり知らない方が多いのではないでしょうか。
今回は遮熱塗装とはどのようなものか、どのような効果が期待できるのかについて解説します。
塗装を検討している方は、ぜひ読んでみてください。

□遮熱塗料とはどのような塗料?

遮熱とは、光を反射する作用のことで、文字通り遮熱効果を発揮するのが主な特徴です。
正式名称は「高日射反射率塗料」で、太陽光エネルギーを効率よく跳ね除け、熱さを塗膜に浸透させない効果があり室内温度の上昇を防ぎます。
節電効果があるとされ、国に省エネ商品認定を受けると塗装の際に補助金が給付される自治体もあります。
他にも、塗膜の寿命が長いため、屋根や外壁の寿命が長くなるといったメリットも挙げられます。
屋根を遮熱する方法として遮熱機能付きシートの使用もありますが、手間や価格から見ても、遮熱塗料を使用する方が比較的手軽です。

□遮熱塗料にはどのようなメリットが?

遮熱塗料で塗装する一番のメリットは、室内温度上昇を抑制できることです。
塗料によっては多少の効果の違いがありますが、真夏の日中で室内温度を2から4℃ほど下げる効果があります。
「たったそれだけ?」と感じる方も多いと思いますが、2〜4℃も違うと体感温度は随分と変わるものです。
30℃だった室温が26℃に下がると考えると大きな違いですよね。
結果として、電気使用料の削減に結びつくことになります。
日本建築仕上材工業会の実験では、遮熱塗料を使用することで、電力量が7%削減できたという結果が出ています。

しかし、遮熱塗料を採用してみたいと考えている方に覚えておいていただきたいのは、遮熱塗料に過度な期待を持ってはならないことです。
塗料メーカー実験では、遮熱塗料を使うことで「室内温度が◯℃低下」「光熱費を◯%削減」といった魅力的な結果が出ていますが、あくまでも「実験結果」です。
限られた条件下で行われた結果だけをもとに判断していると、期待外れだったという失敗に結びつくため注意が必要です。

□まとめ

今回は遮熱塗装とはどのようなものか、どのような効果が期待できるのかについて解説しました。
塗装を成功させるために、塗料選びは本当に重要な作業です。
塗料は5年後、10年後の住まい環境を左右するので、慎重に選ぶようにしましょう。
当社には屋根塗装に関する豊かな経験と実績があります。
屋根塗装をお考えの際は、当社までお気軽にご連絡ください。

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