雨漏り以外にも原因が?天井にシミができる原因や放置する危険性

お役立ち情報

屋根から雨漏りが発生している場合、天井にシミができることがあります。
また、シミの原因は雨漏り以外にも挙げられ、原因を見極めて適切に対処することが求められます。
見えないところで被害が広がっているかもしれないので、できるだけ早く対処することをおすすめします。
そこで今回は、天井にシミができる原因や放置する危険性について解説します。

□天井にシミができる雨漏り以外の原因

1. 結露

雨漏りとよく混同されがちですが、結露によってシミができることがあります。
冬場に暖房をつけて部屋を暖かくしていると、外気との温度差によって窓に水滴が溜まる現象を見たことがある方も多いでしょう。
これと同様に、屋根裏でも結露が発生することがあり、シミとなって現れることがあります。
特に冬、雨が降っていないのにシミがどんどん大きくなってきたり、水滴ができたりするようであれば、結露の可能性が高いです。

2. 漏水

天井の上に水道管が通っている場合は、その不具合によって水漏れが発生しているケースが考えられます。
老朽化や凍結による破損が漏水の原因ですが、天井上の水漏れがシミとなって現れるのです。
漏水している場合、一度に大量の水が漏れ出てくるケースが多いため、シミが急激に巨大化している時は漏水を疑いましょう。

3. 動物

換気口や軒天などに不具合が生じていると、屋根裏にイタチやたぬきなどが侵入してきて、住み着いてしまうことがあります。
天井のシミに関しては、それらの動物の糞尿が原因の可能性があります。
大きな動物であれば足音でわかりますし、においによって気づくこともあるので、比較的判断はしやすいでしょう。

□天井のシミを放置する危険性

天井にシミができる原因は様々ですが、どれも放置していると思わぬ二次被害が発生する恐れがあります。

例えば、湿気が大好きなカビがたくさん発生して、その家に住む人の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
カビによって引き起こされる具体的な症状としては、アレルギー反応やぜんそく・呼吸器系疾患、シックハウス症候群などが挙げられ、どれも良いものではありません。

また、シロアリ発生の原因にもなり、シロアリは家の柱や壁などを食べてしまいます。
小さなシロアリでも、その破壊力は侮れず、場合によっては家の柱を丸ごと食べてしまうとも言われています。
耐久性低下の原因にもなるため、シミの発生にはすぐに対処するのが良いでしょう。

□まとめ

天井からの雨漏りによって天井にシミができることがありますが、そのほかにも結露や漏水、動物によってシミが発生する場合があります。
シミを放置しておくと危険なので、何が原因でシミができているのかわからない場合は、専門会社に相談することをおすすめします。
当社では、雨漏りや屋根に不具合が見られる場合の屋根工事を承っております。
鹿児島市周辺でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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