屋根塗装で遮熱塗料を使う効果は?必要?

お役立ち情報

遮熱塗料は、太陽の光を反射して室内の温度上昇を防ぐため、冷暖房の効率を向上させるなどの省エネ効果が期待されます。
しかし、「効果がない」というようなことも聞いたことがあり、疑念に思っている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は屋根塗装で遮熱塗料を使う効果について紹介します。

□屋根塗装での遮熱塗料の効果って?

遮熱塗料は、太陽光を反射する効果のある特殊な塗料で、主に屋根や外壁に塗られ、太陽の光や熱を反射することで室内の温度上昇を抑えるのに役立つ素材です。
特に、遮熱塗料は太陽光の中でも「近赤外線」と呼ばれる暖かさを感じる光を反射する能力を持っています。

この近赤外線の反射により、屋根や外壁に熱がこもるのを防ぐ効果があります。
これにより、室内の温度管理に役立ち、冷暖房の効果を向上させることができるため、省エネに寄与します。

□遮熱塗料のメリットって?

遮熱塗料のメリットを5つ紹介します。

1.遮熱効果がある

遮熱塗料は太陽光エネルギーを跳ね返す性質があり、太陽光の熱を塗膜に浸透させない効果を持っています。
夏の暑い太陽光を跳ね返してくれるため、猛暑の夏でも太陽光の影響を軽減でき、遮熱効果による温度差は、2〜3度程度と言われています。

2〜3度の差は小さいように思われるかもしれませんが、実際には37度が35度に感じられることで、とても涼しく感じられます。

2.節電効果がある

遮熱効果によって室内温度を低く保つことができるため、光熱費を節約できます。
日本では最近電力不足が懸念されており、そのような状況下で遮熱塗料の採用は妥当性があります。

3.塗膜の寿命が長い

遮熱塗料の耐用年数は一般的に15〜20年です。
費用は通常の塗料よりも高めですが、一般的な塗料と比べて1.5〜2倍の長期間使用できるため、メンテナンスの手間を考慮すると非常に理想的な塗料と言えます。

4.屋根や外壁の寿命が長くなる

遮熱塗料を塗布することで、塗布した表面の温度を低く保つことができるため、熱による素材への影響を軽減できます。
さらに屋根に遮熱塗料を塗った場合、屋根材の寿命を延ばすことが可能で同様に、外壁に塗布した場合も外壁材の寿命を長く保つことができます。

特に金属製の材料に遮熱塗料を塗布すると、温度差による金属の熱膨張を抑制する効果があります。
また、塗膜の割れやヒビが発生しにくくなるため、塗膜のクラックなどの防止にも役立ちます。

5.ヒートアイランド現象の抑制

建物が蓄えた熱は外部に放出されることで、周辺の温度も上昇してヒートアイランド現象の原因の一部となります。
遮熱塗料の効果により、建物が蓄える熱を抑制できるため、ヒートアイランド現象の緩和につながります。

□まとめ

今回は屋根塗装で遮熱塗料を使う効果について紹介しました。
当社では鹿児島市周辺で、建築塗装という業務を通じ、お客様の住まいを守っております。
また、お悩みやご希望を細かくお伺いし、ご納得いただけるイメージ通りの施工ができるよう心掛け、施工後のアフターフォローも大切にしておりますのでお気軽にご相談ください。

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