外壁塗装の足場組み立てにかかる時間は?注意したいトラブル事例もご紹介

お役立ち情報

外壁塗装の工事には大きな費用がかかり、その中でも「足場代」は2割程度を占めています。
費用だけでなく時間もかかることから、足場の設置を省きたいとお考えになるかもしれませんが、適切な工事には必要不可欠なものです。
足場を設置することを前提として、余裕を持ったスケジュールを組むことが求められます。
そこで今回は、足場の組み立てにかかる時間やトラブル事例についてご紹介します。

□外壁塗装の足場の組み立てにかかる時間

外壁塗装の足場の組み立て・解体作業は、足場の種類にかかわらず2〜3人で作業すれば、組み立てが1日・解体が半日程度で終わる場合が多いです。
組み立てには1日、解体には半日を作業時間の目安として、人員の調整やトラックの手配が行われます。
このようにすることで、解体が終わった後で足場材を資材置き場に戻し、次の現場の準備までできるようになります。

しかし、以下のようなケースでは、予定よりも時間が長引く可能性があります。

・3階建てや50坪以上の建物
・車が建物近くに駐車できない
・作業人員が予定よりも減ってしまった
・雨風が強まった
・狭小地や隣の敷地に足場を設置する

また、足場の組み立てや解体作業の時間帯は、できるだけ家で待機しておくことをオススメします。
家に不在の場合は、在宅時よりもトラブルが発生しやすい傾向にあるため、速やかに対処するためにも家にいた方が賢明だと言えます。
具体的なトラブル事例については、次の項でご紹介します。

□足場に関するトラブル事例

トラブルがあった場合に備えて、どのような事例があるかだけでなく、対応策についても把握しておくと良いです。
以下では、発生しやすいトラブル事例を2つご紹介します。

1つ目は、車や近隣住宅を傷つけてしまう事例です。
足場の組み立てや解体を行う際、足場材が建物や車に当たってしまい、傷つけてしまうことがあります。
依頼している会社に保証してもらえる場合もありますが、責任の所在が曖昧になり、自宅で払うケースも少なくありません。
トラブル防止のためにも、保険に加入しているのかを確認し、適用範囲についてもチェックしておきましょう。

2つ目は、庭の木が邪魔で足場を設置できない事例です。
足場を設置する範囲に木が植えられている場合があり、プランターや鉢植えであれば容易に移動できますが、大きな木や花壇になるとなかなか難しいです。
大きな作業が必要になる場合もあるので、その際にかかる費用はどうなるのか、事前に確認しておきましょう。

□まとめ

職人の安全を確保すること、施工の質を高めることなどを目的として、足場の設置は省略しない方が賢明です。
足場の設置には、ある程度の費用と時間がかかることを事前に把握しておき、余裕を持って工事の計画を立てましょう。

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