コロニアルの屋根塗装について紹介!下塗りまでの過程も説明します!

お役立ち情報

屋根材にコロニアルを使用している方の中には、屋根塗装をどのようにするべきかわからない方もいらっしゃると思います。
そこで今回はコロニアルの屋根塗装について紹介します。
塗装のタイミングや下塗りまでの過程を知りたい方必見です。

□コロニアルの屋根塗装するタイミングって?

コロニアルの屋根塗装するタイミングとして「これがあったら塗装するべき」というタイミングを紹介します。

*苔やカビの発生

コロニアルの主成分はセメントなので、塗装することで防水性がありますが、経年劣化とともに塗膜の劣化と防水性の低下で苔が発生します。
この場合、早急な対応が必要なわけではありませんが、放置し続けると屋根の耐久性も悪化するので注意しましょう。

*コロニアルの反りやひび割れ

放置されたままの苔やカビは、コロニアルの防水性能をますます低下させてしまい、苔の発生だけでなく、屋根の「反り」や「割れ」が生じることがあります。

防水性能の低下が「反り」「割れ」を引き起こす理由は、雪が降り、コロニアルが水分を吸収したまま凍ると、凍結による膨張が生じます。
晴天の後に強い日差しで急速に乾燥すると、湿度と乾燥を繰り返すことになることから、屋根材の反りが生じるためです。

コロニアルの反りを放置してしまうと、屋根材の端部が上向きに反り返る状態が生じます。
このような状態では、横からの風や雨が反り返った部分の隙間から侵入し、屋根の漏水の原因となる可能性があります。
そのため、屋根材の反りやひび割れを発見した場合は、塗装の再考を検討することをおすすめします。

□コロニアル塗装の下塗りまでの過程を紹介します!

まずは基本である下地処理を行います。
外壁は厳しい環境にさらされるため、10年以上経つと表面の塗膜はかなり劣化します。
そのため、丁寧に高圧洗浄をして、劣化した塗膜を徹底的に取り除くことで、新しい塗膜の密着力を向上させます。

ただし、屋根のトタン部分は高圧洗浄だけでは不十分なため、錆止め塗料の下塗り材の密着力を高めるために、サンドペーパーを使用します。

そして下塗りに入ります。
スレート屋根と一口に言っても、納めの棟部分は鉄板で覆われ、瓦部分はスレート材が使用されているため、それぞれの異なる素材に適した材料を塗布します。

鉄部分には下塗りとして錆止め塗料を塗り、スレート瓦にはシーラーを塗布します。
シーラーは素材と上塗り材の密着を促す役割を果たします。
下塗り材の役割は、保護などの機能ではなく、素材と上塗り材との密着を目指すことです。
ここまで完了したら、中塗り上塗りとやっていくのがコロニアル屋根の塗装になります。

□まとめ

今回はコロニアルの屋根塗装について塗装のタイミングや下塗りまでの過程を紹介しました。
当社では鹿児島市周辺で現場経験を積んできた職人がどのような素材であっても、お客様のご予算に応じた適切なプランを提案いたします。
また、施工後のアフターフォローも大切にしておりますのでお気軽にご相談ください。

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